人生で外食の回数が100回に満たない男①

以前短時間で働いていた職場には面白い人がたくさんいた。

そもそも定年退職後でもないのに短時間だけ働こうなどと思う人自体が世間的にはかなり特殊である。

そんな面白い人たちの中でもとりわけ面白いなぁと思った人がいた。

今日はその人のことを書いてみたい。

性別は男。

歳は私とほぼ同世代でアラフォー。

なんと人生で一度も正社員として働いたことがない。

かと言って仕事ができないかというと、めちゃくちゃできる。

はっきり言って正社員よりもできた。

だから会社からは何度も正社員になってほしいとのオファーを受けている。

しかし、長時間働くのと責任が重くなるのが嫌で頑なに断り続けるw

ただ正社員でなくても仕事はできるから結局バイトの立場で正社員に指示するみたいな不思議な状態になっていた。

ただ、彼は人と関わるのがあまり好きではなく、一作業者として黙々とやる方が好きなようなのでその辺は葛藤していたようだ。

彼は頭もよい。

常に先を見通して仕事を段取り、如何に効率よく作業を進めるかということを常に念頭において行動していた。

何気ない1つ1つの行動の意味を尋ねると、そうすることがいかに効率的か、妥当かという自分の考えを明確にはっきりと述べた。

また彼は集中を乱されることを極端に嫌った。

彼が集中している最中にうっかり無駄に声をかけようものなら、物凄く険しい表情で「今無理」との言葉が例外なく返ってきた。

ちなみに学生の頃は勉強もできたようだ。

県内有数の進学校を出て国立大学を卒業したらしいと噂で聞いた。

また物凄い節約家らしいということも噂で聞いた。

ある時、給料日まであと数日という時点で「あと36円しか手元にない」と言っていた。

理由を聞くと、直前に支払われた給料に1円も手をつけていないからだと言った。

短時間バイトの給料などたかが知れている。

それに1円も手をつけていないとは驚きだ。

しかも驚くべきことに彼は実家暮らしではない。

サラリーマンにならないことで若い頃に父親と喧嘩して家を出たとのことであった。

私は彼に大変興味をもった。

もっと突っ込んで色々聞いてみたいと思った。

しかし職場以外で接触する機会はなく時が過ぎていった。

あぁ眠くなってきた。

長くなったのでつづきは明日以降に。

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