2か月連続で株パフォーマンスがマイナスである現象から出発して我流論点思考をしてみる①:論点候補7つの検討


先日『論点思考』(内田和成)を読んだ。

5,6年前に買った本なので再読である。

まずは本を読んだ感想

読むと、仕事を進めたり、物事を考える時に論点を絞って考えることがいかに大切かということがわかる。

また、与えられた指示を鵜呑みにするのではなく、その指示がそもそも妥当かということから考えることの大切さもわかる。

妥当かどうかを判断するうえでは、論点を絞りどのような観点で何をしたいのか、何をすれば一番効果が上がりやすいかと考えて焦点を明確にするというアプローチが重要だ。

焦点を明確にするのだから、論点思考では総花的に「あれもこれも」と全部やることを捨てる。

そもそも「あれもこれも」全てやるような時間も金も人もないのだから、したいこと、できることで効果が高いものに絞ってやると考える。

自分にとって何が問題なのかよくよく自分に引きつけて考えて論点を絞って、その論点から考えて何をしたら一番効果が高いかと考える。

ちなみに、現象と論点を混同してはいけないとも著者は言う。

例えば日本では「少子化が問題だ」とよく言われたりする。

が、著者は少子化は「現象」であってそれだけでは「論点」とは言えないという。

詳しくは本を読んでほしいが、論点を絞らずに少子化の対策はしようがない。

少子化という現象に対する論点はいくつもあるからだ。

「あれもこれも」と考えたら、時間も金も人も足りず、結果何もできない。

「〇〇の観点からあれは捨てて、これに絞って時間と人と金を使って対策する」というように論点を絞らないと何もできないし、結果に対する評価もしようがない。

以上はあくまでもこの本を読んでの私の解釈だが、私の理解では論点思考とはこのような考え方である。

株について我流論点思考してみる

さて、ここからは私の投資成績が2か月連続で前月末比マイナスという現象について我流論点思考をしてみたい。

著者のような鮮やかな論点思考は、私にはできそうもないし論点思考への理解不足も甚だしい状態なのであくまでも「我流」である。

「私の投資成績が2か月連続で前月末比マイナス」というのは現象であって論点ではない。

つまり、「2か月連続で前月末比マイナス」という現象から出発して対策を考え始めてしまうと対策もぼやけたものになってしまう。

よって「2か月連続で前月末比マイナス」という現象が今の自分にとってどんな観点で何が問題なのか、さらに掘り下げて考えて論点を絞る必要がある。

まずはどんな論点が考えられるのか、レベル感がばらばらで各論点候補の関係性も整理していないが論点候補を思いつくままに書いてみる。

論点候補1

このままマイナスが続くと資産が増えるどころか逆に減っていく。生涯成績をプラスにするために株を辞めるまたは一定期間休むことを真剣に考えた方がよいのではないかという問題

論点候補2

株ブログをやっているのにパフォーマンスが2か月連続でマイナスで恥ずかしいという周囲(読者)の目を気にした私自身のプライドの問題

論点候補3

目標を明確に定めているのに、2か月連続でマイナスなのでその目標からどんどん大きく乖離してしまっていることが問題

論点候補4

手法・メンタルの稚拙さ(自分で決めたルールを守れなかったり、雑な取引をしてしまうこと)により、2か月連続でマイナスとなってしまったことが問題

論点候補5

給与は全て使い切り、貯金もほとんどない状況で、株で2か月連続でマイナスになっているという点が問題

論点候補6

「月」という短い時間軸でマイナスだと騒いでいる近視眼的態度が問題

論点候補7

マイナスである上に、指数(日経平均、TOPIX、JQ平均)にまで2か月連続で負けているのが問題

とりあえずざっとこんな論点が出てきた。

論点をツリー上に並べた時に、考え方によってある論点が別の論点の上位や下位に位置し得るだろう。

つまりレベル感がばらばらである。

しかし、ここではきれいにロジックツリーを作ることが目的ではないし、レベル感を合わせた論点候補を出すことも目的ではない。

2か月連続マイナスという現象からどんな論点候補を考えられるか思いつくままに書き出すことが目的である。

だからこれでよいことにする。

さて、それぞれの論点候補に対して自分の考えを書いてみる。

論点候補1

このままマイナスが続くと資産が増えるどころか逆に減っていく。生涯成績をプラスにするために株を辞めるまたは一定期間休むことを真剣に考えた方がよいのではないかという問題

→今のところ致命的なマイナスには至っておらず、年間ベースではプラスであり指数にも勝っている。

だから株を辞めようとはまだ考えていない。

一定期間休むことはあり得るが、まだ今がその時だとは思わない。

よって現時点での論点ではない。

もっとも致命的なマイナスになってから論点にしたのでは遅い気もするが。

論点候補2

株ブログをやっているのにパフォーマンスが2か月連続でマイナスで恥ずかしいという周囲(読者)の目を気にした私自身のプライドの問題

→恥ずかしいのは事実w

しかし、そもそも株日記は自身の下手くそな取引を記録して振り返ることで3歩進んで2歩下がるの微前進することが目的の1つである。

だからこの目的から考えたら周囲の評価やプライドは関係ない。

逆に2か月連続でマイナスになったことで株日記を中断してしまうような甘い精神性の方がよほど恥ずかしいし、自分のプライドも傷つく。

というわけでこれも論点にならない。

論点候補3

目標を明確に定めているのに、2か月連続でマイナスなのでその目標からどんどん大きく乖離してしまっていることが問題

これは問題w

なので掘り下げる。

乖離の理由は大きく2つ考えられる。

①目標がそもそも高すぎた。

②目標は妥当だが、手法やメンタルその他に問題があって乖離が進んだ。

②については、論点候補4そのものである。

つまり、論点候補3を掘り下げると論点候補4が現れるという関係性である。

というわけで論点候補4へ

論点候補4

手法・メンタルの稚拙さ(自分で決めたルールを守れなかったり、雑な取引をしてしまうこと)により、2か月連続でマイナスとなってしまったことが問題

これは問題w

超問題w

具体的には、1銘柄への投資割合のルールとか損切りルールとか保有後最高値からの下落率で売却を決断するルールとか決めているのに、重要な局面でルールを守れず大損している。

これを掘り下げると、次の3つが思い浮かんだ。

①勝負するときは例外という判断を下しており、それはありだと考えている。そのありだと考えている思考が問題。

②そもそものルールが微妙に曖昧であったり明確になっていない。そしてそれでよし(その方がよい)としている。ガチガチなルールでない方がよいと思っている。凡人の私がそう考えていることが問題かもしれないという問題。

③ルールがないので雑な取引をしてしまっている。まずいと思いながらも具体的なルールを作るまでには至っていない。そこが問題。

以後、この論点候補4を論点としてさらに掘り下げて考えたい。

ここで論点候補は決まってしまったが、5以降についても書いてみる。

論点候補5

給与は全て使い切り、貯金もほとんどない状況で、株で2か月連続でマイナスになっているという点が問題

→とりあえず近日中にバイト→サラリーマンに復帰する予定なので毎月(自分にとっては)十分な安定収入が入ってくることとなった。

おまけに今までなかった賞与も出る。

さらに個人事業主の仕事も細々と続けていく予定である。

なので今の程度の収入を全て使い切っている状態は無問題w

ちなみに老後のこととかは考えていないw

そしてまたサラリーマンが続かないのではないかという割と高い確率で起こり得る事態も考えていないw

その辺のことはたぶんあとで考えるw

いつもそうだけど今は何とかなると考えているw

論点候補6

「月」という短い時間軸でマイナスだと騒いでいる近視眼的態度が問題

→「月」という時間軸が短いとは思わない。

だから近視眼的態度だとも思わない。

が、「月」で考えることが長期的視点かというとそれも違う。

長期ではないが、短くもない。

感覚的には中期と考えるにも短すぎる。

しかし、かと言って無視していいかというとそんなことはないと思う。

よって、月の成績が2か月連続でマイナスであると騒ぐのは妥当だと思う。

そもそもその現象がこの論点思考をするきっかけにもなったわけなので騒ぐような態度でよかったと考える。

というわけでこれも論点にはならない。

論点候補7

マイナスである上に、指数(日経平均、TOPIX、JQ平均)にまで2か月連続で負けているのが問題

→これは悔しい。

でも年間ベースではまだ勝っているので問題ではないと思う。

仮にこれが問題だと考えるのならば、指数に連動するETFを買えばいい。

でもそれでは面白くない。

それにリスクをとって投資するならでかい成果を求めたい。

ETFでは自分の望むでかい成果は得られないと考える。

リスクをとってでかい成果を求めた結果、大負けするかもしれない。

が、借金してまで株をやっているわけではないので、最悪0になるだけである。

人生そういう経験があっても面白いのではないか。

たぶん実際そうなったら物凄く落ち込んで面白いなんて言ってられないけどw

ともかく、2か月連続で指数に負けていることを捉えてそのこと自体を論点にしようとは思わない。

が、これは論点候補4であげた手法・メンタルの稚拙さの影響で起きている現象ではある。

よって、論点候補4を掘り下げて考えることがこの論点を改善することにつながるとは思う。

長くなったので②に(たぶん)つづく。

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