『週末起業』(藤井孝一)を読んだ感想:やりたいこと→できることの順番で考えることが超重要


 既に感想を書いた『確定申告は裏ワザで税金が9割安くなる』『起業の着眼点』を図書館で借りた時に、たまたまこの本が目に入り一緒に借りました。

 『週末起業』のタイトルの通り、月~金はサラリーマンをしている人に向けて書かれた本です。

 だから私に向けて書かれた本ではありませんw

 それでもなぜ借りたのかというと、起業をするうえでがちがちに構えずに「とりあえず週末だけやってみる」的な考え方はいいなと思ったからです。

 ちくま新書で2003年8月に出版された本なのでもう10年以上前の本です。

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感想

とりあえずやりたいことをやってみる

 邱永漢さんの『起業の着眼点』における「起業はそんなに甘いもんじゃない」というスタンスとは違って、この本からは「とりあえずやりたいことをやってみれば?」というメッセージを感じました。

 もっとも著者の藤井さんは、起業なんて楽勝と書いているわけではありません。

(引用開始)

 ただ目の前ぶら下がったモノを何でもかんでもやってみた、ほとんど失敗した、でもうまくいったわずかなものがあった、それだけが残っている、それだけのことなのです。

 新しいことをはじめ、軌道に乗せるには、このように試行錯誤すること、うまくいくまで続けること、月並みですがこれしかないと思います。この過程を起業といい、それができる人を起業家というのだと思います。

(引用終了)

『週末起業』P201より引用。

 上記の通り、やってみたことのほとんどが失敗だったようです。

 そういう意味では、邱永漢さんと同様、「起業はそんなに甘いもんじゃない」ということもきちんと伝えています。

 しかし、だからこそ、いきなり会社を辞めて起業するのではなく、会社に所属しながら週末にできることからやってみましょうと主張しています。

 私の場合は、いきなり会社を辞めてしまったわけですが、それは耐えられなかったからであって、耐えられるのであれば著者の藤井さんの主張の方が合理的なのは言うまでもありません。

やりたいこと→できることの順番で考えることが超重要

 ところで、藤井さんは週末起業をするのであればできることをまず考えるのではなく、やりたいこと→できることの順番で考えましょうと書かれています。

 これには激しく同意します。

 なぜなら、やりたいことには価値観が反映されているからです。

 一方で、できることと価値観は関係ありません。

 できるけど、やりたくないことなんていくらでもあります。

 人は自分の価値観に従って生きた方が幸せだと思います。

 なので、やりたいこと→できることの順番で考えた方が幸せだと思います。

 私自身の具体例で考えてみます。

 この間の日曜日(2017年8月27日)に今年(2017年)の社労士の試験が行われましたが、私は社労士の資格を持っています。

 なので私は、栃木県の社会保険労務士会に金を払って登録の申請をして、社労士会連合会の名簿に掲載されれば、社労士の仕事が「できます」。

 そんなわけで、リアルに私のことを知っている方からは「なんで社労士の資格を持ってるのにそれを仕事にしないの?」とよく言われます。

 まるで口裏を合わせているかのように皆が皆そう言いますw

 なぜ資格があるのに社労士を仕事にしないのか。

 答えは簡単です。

 やりたくないからですw

 サラリーマンをしていた頃の上司からチャレンジしてみろと言われたのでとっただけです。

 サラリーマンとして人事総務の仕事をする上で社労士の資格を持っていたら会社から一定の評価をされるのではないかとの思いは確かにありました。

 

 しかし決して独立して社労士の仕事がやりたいと思って資格をとったわけではありません。

 なので、社労士の仕事が「できる」から「やる」という考え方はしません。

 たぶんそういう考えでやり始めたら続かないし不幸になるでしょうw

 何かをやるときは、やりたいこと→できることの順番で考えると自分の価値観と一致した行動になるので、やりたいこと→できることの順番で考えることが超重要だと私も思います。

 この本を読んでそんなことを再確認しました。

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