『「年収6割でも週休4日」という生き方』(ビル・トッテン)を読んだ感想:働くならこんな社長の下で


 

 2009年11月2日初版第1刷の本です。

 発売された頃に買って読みました。

 タイトルのような働き方、つまり、収入が減ってもいいので休みが多めの働き方をしたいと思っていたので買いました。

 

 おかげさまで、年収も休みも6割以下どころではない生活をしていますw

 念ずれば通ずw

 思考は現実化するw

 そんな風になった今、改めてもう一度この本を読みなおしました。

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著者のビルさんの紹介をしつつちょっとだけ内容にふれる

 著者のビル・トッテンさんは初版が出た当時なんと「アシスト」という会社の社長でした。

 社長が本のタイトルのような考え方をしているのです。

 いやぁ働くのであればこんな考え方の社長の下で働きたいですね。

 社長がこんな考え方なので、仮に業績が悪化してもリストラはしない、ワークシェアリング(年収減、休日増)で乗り切ると社員に明言します。

 まぁ実際は業績絶好調なのですが。

 そして会社は年収減、休日増という形で雇用を保証するから、社員の皆さんも無駄な消費を抑えて生活する努力をしてくださいと伝えます。

 ビルさんは大量生産、大量消費、大量廃棄の世の中はいずれ破たんすると考えていて、そのような思想から社員に上記のように伝えるのです。

 ただ思想だけにとどまりません。

 ビルさんは社内に農業プロジェクトを発足します。

 農作業のクラブ活動的なことを通して社員が自給自足できる手助けをしようというのです。

 行動の人です。

 あ、ビルさんの行動と言えば、スーツなんて暑苦しいから夏は作務衣だと言って、ある日会社に作務衣で出勤してしまいます。

 しかし、これは社員に全力で止められて作務衣出勤はあまり長続きしなかったようですw

 ちなみにビルさんは今は会長という立場になっています。

 社長が変わってしまいましたが、ビルさんの思想は受け継がれているようです。

 ただ、ホームページを見る限り農作業のクラブ活動の様子は確認できず、本に書かれた状況が全て受け継がれているわけでもなさそうです。

 アシストホームページ(ビル・トッテン関連情報):https://www.ashisuto.co.jp/corporate/information/bill-totten/

 とは言え、上場していたら株を買いたくなるような素晴らしい会社です。

 実際、上場のお誘いもあったようです。

 ただ、ビルさんが社長の時は投資家第一主義的な状況が大量生産・消費・廃棄につながっていると考えているので、絶対上場なんかしませんでしたw

 そしてそんな世の中を変えるための具体的な提言(脱カジノ経済四つの提言)も本の中でされています。

 尚、この本でのビルさんの主張を私なりにまとめると以下3点だと思います。

 1)経済は無理に成長しなくていい(成長限界がきている)

 2)自給自足を身につけよう(大量生産・消費・廃棄をやめよう)

 3)環境保護が必要

感想

 まず、私も投資家第一で株主の力が強すぎる状況があるとすれば、それはあまりよくないと思っています。

 また、ともかく経済成長のためであれば、大量生産・消費・廃棄でもいいという考え方もあまり正しくないのではないかと思っています。

 にも関わらず、この辺は私が抱えている葛藤でもあるのですが、株の中でも成長株と思われる企業に私自身投資しており、その企業には成長を期待し、期待が裏切られれば失望するのです。

 一方で私自身はと言えば成長のためにがんがん働くよりも、成長しなくとも「年収6割でも週休4日」という働き方で最低限の食い扶持を稼ぐという考え方に共感するのです。

 今回この本を読み返して、この辺の矛盾・葛藤を改めて強く感じました。

 そして8年前に読んだ時は、ビルさんの考え方に深く共感したのですが、今回は上記のような矛盾・葛藤もあり、8年前ほどの感動はありませんでした。

 理想と現実というわけではありませんが、私も株取引を通して少し擦れてしまったのかもしれません。

 ただ、以前ほどの感動はないにせよ、やはり今読んでも自身の働き方としては「年収6割でも週休4日」を好むという点に変わりはありません。

 また、働くのであればこんな考え方の社長の下で働きたいとも思います。

 さらにビルさんのとても楽しそうな感じが伝わってくるのもこの本の面白いところだなと思います。

 そんな感じなので良い本だと思います。

 おわり

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生きている限り矛盾を抱えてしまうのは人の宿命だとは思う

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