生きることはよいことか。私の答え⑤(『メタフィジカル・パンチ』(池田晶子)感想⑥)

 

 この記事は、前回のこの記事のつづきです。

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前回までのおさらい

 「生きることは、それが自分にとってよいのであればよい」

 ということを1回目の記事で書きました。

 そして、この中で「自分にとって」と「よい」という言葉がポイントだとも書きました。

 この考えのもと、前回までにまず「自分にとって」について「自分以外にとって」と置き換えた場合と比較して、その重要性を述べました。

 今回は、もう1つのポイント「よい」について考えてみます。

生きることはよいことか

2.「よい」について

 「よい」とはいったいどんな状態のことを言うのでしょう。

2-1.「よい」の辞書的意味

 ネットで辞書的意味を調べてみました。

 以下引用します。

(引用開始)

〔望ましい状態を広くいう語。終止形連体形としては,口頭語では「いい」,文章語では「よい」を用いることが多い〕

品質的に上等である。 「 - ・い酒」 「 - ・い時計

美的すぐれている美しい。 「景色が-・い」 「器量が-・い」

能力的にすぐれている。優秀だ。 「腕が-・い」

身分家柄が高い。経済的恵まれている。 「 - ・い家に生まれる」 「 - ・い暮らし

倫理道徳にかなっている。正当だ。 「 - ・いと信じてやる」 「 - ・いおこない

規範標準に合っている。適格である。 「バット持ち方が-・い」 「姿勢が-・い」

人柄が好ましい。善良だ。 「あの人は-・い人だ」

親密だ。むつまじい。 「仲が-・い」

目的にかなっている。ふさわしい。好都合だ。 「 - ・い時に来てくれた」 「けがにはこのが-・い」

めでたい。吉である。 「今日の-・き日」 「門出-・しとて勇みけり/盛衰記 36

利益になる。得だ。 「 - ・い話がある」 「 - ・い商売だ」

快い。快適だ。 「 - ・い湯だ」 「ああ-・い気持ちだ」

十分だ。整っている。 「もう-・いかい」 「覚悟は-・いか」

(「…して(も)よい」「…と(も)よい」などの形で)さしつかえないかまわない。 「外出しても-・いですか」 「それで-・い」 「飲みての後は散りぬとも-・し/万葉集 821

動詞連用形に付いて,…しやすいたやすく…することができる,などの意を表す。 「書き-・い万年筆」 「この家は住み-・い間取りになっている」 〔① ~ ⇔悪い〕 → よく(良)

(引用終了)

(weblio辞書内の三省堂大辞林:http://www.weblio.jp/content/%E8%89%AF%E3%81%84より引用)

 15個も意味がありました。

2-2.ソクラテスの「よい」生き方の意味

 ちなみにもう1つ「よい」の意味を考えてみます。

 「よく生きる」とは古代ギリシャの哲学者ソクラテスの志向していた生き方です。

 この本『メタフィジカル・パンチ』では、ソクラテスやプラトンの考え方が度々取り上げられています。

 

 また、この本『メタフィジカル・パンチ』の著者の池田さんは、ネットで調べたところ、善悪の価値判断は自分の魂が知っている的なことも言っています。

 そうしたことから、おそらく池田さんにとっての「よい」とはソクラテス的な「よい」なのかなと勝手に思っております。

 もっとも、私は池田さんの著作をこの1冊しか読んでいませんし、あとはネットでちょろっと池田さんのことを調べただけですので的外れかもしれませんが。

 いずれにせよ、それではソクラテスの「よく生きる」とはどういう生き方なのでしょうか。

 これについても私は不勉強なので、正確には知りません。

 ただ、これもうろ覚えの知識とちょろっとネットで調べた範囲だと、「魂を気遣う」とか「知を愛する」(=フィロソフィア=哲学)とかそういうのがよい生き方のようです。

 なんかわかったようなわからないような感じですが、私のイメージでは「魂を気遣う」というのは、上記の辞書的意味の⑤に近いようなイメージです。

 徳を高めるみたいな。

 ソクラテスにとっての「よい」生き方とはそんな感じです。

2-3.草木無量の考える「よい」生き方の意味

 私の考える「よい」生き方とは「幸せな」生き方です。

 だから、「よい」=「幸せ」です。

 じゃあ「幸せな」生き方とはどんな生き方ですかということですが、それはこの記事に書きました。

 「自分の正直な感覚に従って楽しんで生きれば幸せ」

 と書きました。

 上の辞書的意味でいうと⑫のイメージです。

 感覚重視です。

 自分の心に聴いてその通りに判断するのが「よい」し「幸せ」だと考えています。

 次回は、ここまでの5回の記事で書いてきたことを基に、総まとめをします。

 つづく↓

生きることはよいことか。私の答え⑥完(『メタフィジカル・パンチ』(池田晶子)感想⑦)
 この記事は、前回のこの記事のつづきです。 前回までのおさらい  「生きることは、それが自分にとってよいのであれ...

↓この本の感想を書きました

メタフィジカル・パンチ

posted with カエレバ

池田 晶子 毎日新聞社 2014-11-26

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