『メタフィジカル・パンチ』(池田晶子)を読んだ感想①:ちょっと読みにくいけど読んでしまう

 ジャンルは哲学。

 初版は1996年11月のようですが、手元にあるのは2014年11月のものです。

 

 1990年代のできごととか、人物とか、当時の時事について著者が考えたことが書かれています。

 結構手厳しい感じで批判している部分が多い印象です。

 オウム真理教とかが何度か出てきて時代を感じます。

 ただ、後述しますが、時代に関係なく心に響いた部分もありました。

 今回の記事は、その前段の話なのですが、次回はそれらについて書こうと思います。

 ちなみに著者の池田晶子さんは「考える人」という感じです。

 尚、池田さんは2007年に46歳という若さでがんで亡くなっています。

 がんだと告知された時、ほとんど動揺せず医者にもびっくりされたようです。

 自分の死について

 「さて死んだのは誰なのか」

 なんて調子の方です。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

ちょっと読みにくいけど読んでしまう

 心に響いた部分を書く前に一言。

 私は「ちょっとだけ哲学っぽいエッセー」という感覚でこの本を買いました。

 しかし、エッセーと言えばエッセーなのですが、想像していたよりところどころ読みにくい箇所がありました。

 そういう部分はざっと流し読みしてしまいました。

 でも流し読みしていると、心に響く言葉に突然ぶち当たります。

 それでもう少し読み進めてみる。

 そんな感じで読んでいました。

 よくわからない部分があった時、その部分をどうしても理解したいと思わない限りは、だいたいいつもわからないまま流してしまいます。

 別に全部わからなくてもいいと思っています。

 わかりにくいし、興味も持てないところに時間を使っても仕方がないと思っています。

 だいたいそんな考えでいつも本を読んでいます。

 それでいいと思っています。

 私にとってこの本が読みにくい理由は、3つありました。

読みにくい理由1つ目

 この著者の池田さんがとことん考える人なので、何かを語るときに前提が多いです。

 そしてその前提を厳密に説明しようとするので色々まわりくどいです。

 私もどちらかというとそういう性質なので気持ちはよくわかるのですが。

 この辺は「考える人」なので仕方がないのかもしれません。

 

読みにくい理由2つ目

 2つ目はこの本のせいではありません。

 私の知識不足です。

 単語の意味を知らない。

 出てくる人物(主に日本人)を知らない。

 こういった知識がなくて単純にわからない、イメージがわかないせいで読みにくかったです。

 繰り返しますが、これはこの本のせいでなく、わたしのせいです。

読みにくい理由3つ目

 独特の言い回しが多くて読みにくかったです。

 これは1つ目の理由とも関係するのですが、独特の言い回しで、かつ、一文が長いことがあり、なかなか頭に入ってこない感覚がありました。

でも読んでしまう

 要するに、回りくどくて、私の知らない単語が出てきて、独特の言い回しで一文が長い。

 そんな風に思える箇所が何か所かありました。

 しかし、ところどころに心に響く言葉があって読み進めてしまう。

 心に響く言葉とは、普段自分が考えていることなり、無意識に考えていたことなり、たぶんそういうのを刺激する言葉なのでしょう。

 そういう言葉がこの本にはたくさんありました。

 次回は、それらの言葉に関する感想を書いていきます。

 

 つづく

↓この本の感想を書きました

読んでいただきありがとうございました。

これ↓をクリックしていただけると更新の励みになります。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

合掌

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

シェアする

フォローする

グーグル提供の関連コンテンツ
関連記事