『幕末をかけぬけた男 高杉晋作』を読んだ感想:まるでマンガの主人公


 「おもしろき こともなき世を(に) おもしろく」

 高杉晋作の辞世の句です。

 この本にもきちんと最後に載っています。

 この句に野村望東尼(のむらもとに)が

 「すみなすものは 心なりけり」

 と下の句をつけました。

 この下の句はいらないとか言う人もいます。

 私は、ずるいかもしれませんが、下の句ありなしどちらのバージョンも好きです。

 いずれにせよ、高杉晋作らしい最後の言葉だと思います。

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マンガの主人公のようなとても刺激的な生き方

 高杉晋作は激動の幕末の時代をまさにおもしろく生きた人だと思います。

 マンガの主人公のようなとても刺激的な生き方です。

 まさに「動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し」です。

 

 例えば時系列と関係なく思いつくままにあげてみると・・・

 ・数では圧倒的に不利なのに奇兵隊を率いての大逆転。

 ・四国連合艦隊との和平交渉において古事記の文言を延々と語り始める(通訳の伊藤俊輔(後の博文)困るw)

 ・命が狙われると偽名を使い、愛人のおうのと逃げ回る。

 ・渡英前に酒を飲んで旅費を使い果たすw(これは野口英世や小室直樹先生にも似たエピソード有り)

 ・伊藤俊輔などを引き連れてイギリス公使館を焼く。

 ・師吉田松陰の墓を掘り起こす。

 ・その後、将軍以外は通ってはいけない三枚橋の真ん中を白昼堂々渡り、役人に怒られても逆に気迫を見せて黙らせる。

 ・後の初代総理大臣の伊藤俊輔(博文)は子分状態。

 ・師の松陰先生同様、脱藩して牢屋入り。

 ・こんな物凄い行動をしているのに実は割と人生の途中まで父親に頭が上がらず父に配慮して生きた。

 ・27歳で病死。

 などなど、数え上げればきりがないです。

 尚、この辺のエピソードはカッコ書きの部分を除いてこの本で全て網羅されています。

 小学生向けのすべてふりがながふってある180ページちょっとの本ですが、バカにできません。

 で、このように高杉晋作は滅茶苦茶なことをやっているように見えるのですが、実はよく考えた上で勝算があって行動していることも多くあります(全てではありませんが)。

 その辺が、勝算なくともともかく行動する師の松陰先生と少し違うところです。

 結果、失敗の連続だった松陰先生と違い、成功をもたらすことも数多く、長州藩では困ったときの高杉晋作みたいな立ち位置になるわけです。

自分のやりたいことを心のままに実現していった人生

 まさに「おもしろき こともなき世を おもしろく」生きた人でした。

 人生の途中までは親の意向も多少気にかけましたが、基本的には自分で決めて自分の道を突き進んだ人生でした。

 酒や歌も愛しましたが、そういった個人の趣向よりも、また家族よりも、国を動かすことを志向した人生でした。

 これは師の吉田松陰や幕末という時代背景の影響を強く受けているのでしょう。

 ところで、私は国を動かそうなどとは全く考えない性質です。

 でも、自分で決めて自分の道を突き進むという晋作の生き方は、とても好きです。

 そして少し変なところも好きです。

 これは師の吉田松陰先生も同じですね。

 二人ともマンガの主人公のような生き方をしました。

 こういう人の伝記を読むとモチベーションが上がります。

 私も自分の道を突き進んで生きていこう。

 マンガの主人公のように生きていこう。

 そんなことをこの本を読んで思いました。

 おわり

↓この本の感想を書きました

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合掌

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