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『松下村塾の指導者 吉田松陰』を読んだ感想②:行動力がハンパない

 この記事は前回のこの記事の続きです。

 

 前回は松陰先生の読書量のハンパなさについて書きました。

 今回は松陰先生の行動力のハンパなさについて書いていきます。

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感想

②行動面について

 松陰先生は自分のことを「二十一回猛子」と言っていました。

 これには「人生の中で21回虎のような勇猛な行いをするぞ!」との決意が込められています。

 ある夢を見てこの決意をするわけですが、実際はその夢を見る前から死をも恐れぬ行動を次々としています。

行動例1

 松陰先生は、友人との東北旅行(旅行と行っても遊びではない)を具体的な出発日を決めて約束していました。

 しかし、旅行に必要な藩の事務手続きが進まず出発日の約束を守れなさそうになりました。

 この出発日にある意味が込められていたこともあり、松陰先生は脱藩を決意します。

 脱藩は死罪の可能性もある行為です。

 友人との約束を実行するためには死をも覚悟する。

 物凄い行動力です。

行動例2

 当時は欧米列強が日本に開国を迫っていた時期です。

 これに対する幕府の姿勢は大変弱気でした。

 これに居ても立ってもいられず、松陰先生はどう対処すべきかを『将及私言(しょうきゅうしげん)』と『急務条議(きゅうむじょうぎ)』に著します。

 徹夜して数日間で書いたようです。

 死刑の前に獄中で一気に書いた『留魂録』にしてもそうですが、とにかく書くのが速いです。

 そして、この『将及私言』と『急務条議』を藩に提出するというのです。

 脱藩した浪人の身でこのようなことをすると、どんな咎めを受けるかわからないのですが、松陰先生は死をも覚悟していたようです。

 物凄い行動力です。

行動例3

 松陰先生は国力を増強するには、西洋の先進的な技術を学び知見を広げることが必要だと考えました。

 そう思ったら即行動の松陰先生はロシア船に乗り込もうと考えます。

 当時鎖国をしていましたから、海外に出るこのような行為は死罪に値します。

 松陰先生はそのようなことは百も承知の上で決断します。

 しかし、タイミング悪くロシア船は既に出港しておりこの願いはかないませんでした。

 ところが、これで諦めないのが松陰先生です。

 

 今度はアメリカの黒船に乗り込むことを考えます。

 で、紆余曲折あって苦労して実際に乗り込むことに成功します。

 しかし、乗り込むことはできたものの、「アメリカに連れて行くことはできない」と言われ降ろされてしまいます。

 目的を遂げることはできず、牢屋入りです。

 牢屋に入ってからも様々な伝説があるのですが、書いているときりがないので今回はここまでにします。

 アメリカ行きは叶わなかったものの、アメリカ側の取り計らいもあったのか、死罪は免れました。

 それにしてもアメリカ行きが叶っていれば、その後の松陰先生による松下村塾はなかったわけです。

 そうすると、その後に活躍する松下村塾の双璧、久坂玄瑞、高杉晋作をはじめ、後の総理大臣の伊藤博文や山縣有朋など明治維新前後に活躍した人物も出てこなかった可能性があります。

 そう考えると人間万事塞翁が馬というか、なんというか、何がどう転ぶかわからないものです。

 ただ、少なくとも、松陰先生がいつも全力で行動していて、その結果人を感化していることは間違いありません。

 時を超えて私も感化されています。

行動例4

 「安政の大獄」は小学校とか中学校の社会の教科書で学ぶことだと思います。

 松陰先生はこれにより死んでしまうことになります。

 裁判の場で余計なことを言わなければ死ななかったかもしれません。

 しかし『至誠にして動かざるものはいまだこれあらざるなり』という思いで裁判に臨みます。

 幕府を目覚めさせるための自分の考えを裁判の場で述べ、その中で間部詮勝の暗殺計画も話してしまいます。

 これが響いて死罪となってしまいました。

 ついついここで「余計なことを言わなけりゃよかったのに」と思ってしまいますが、これが松陰先生なのですね。

 ある意味必然。

 このような人物だからこそ、たくさんの人を感化したわけです。

 ここでうまく罪を逃れるように振る舞える人物だったら、そもそも上であげた3つの行為もなかったわけです。

 上の3つの行為がなければ、それはもう我々の知る松陰先生ではないわけで、ある意味こういう結末は必然だったとすら思います。

 そしてこの死が松下村塾で育った者達の行動をさらに引き出し、後の世を作っていく原動力にもなっているわけです。

 自分のみならず多くの者を動かしてしまう物凄い行動力だなと思います。

最後に一言

 このように読書量でも行動力でも私は松陰先生の足元にも及びません。

 しかし、自分で決めた毎月10冊年間120冊の読書(今のところ全然未達w)とブログ毎日更新をがんばろうとこの本を読んで改めて思いました。

 また、前回感想を書いた丸尾さんの本でも「人が大切」と言っていたし、松陰先生も人を大切にした人です。

 というわけで私も好きな人にはもう少し積極的に会うようにしたいと思いました。

 ポイントは好きな人に会うわけで、嫌いな人には会わないということですね。

 あ、好きと言ってもLOVEではなく、LIKEです。念のため。

 会社に所属していない今は、嫌いな人と毎日顔を合わせるようなことはないので、この精神的なメリットはかなり大きいです。

 少し話がずれました。 

 ともかく、私は今回紹介したこの本と丸尾さんの本を読んだこともあり、人との初対面の出会いを2つ計画しました。

 一人でいることが好きな私ですが、自分の好きな人に会うのは意外と楽しみであったりします。

 このブログでも後でその結果を報告するかもしれません。

 おわり

↓この本の感想を書きました。

読んでいただきありがとうございました。

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