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カスペルスキー セキュリティ

『隠れアスペルガーという才能』(吉濱ツトム)を読んだ感想1:自身の経験をふりかえる

 本屋で別の本(決算書はここだけ読め!キャッシュフロー計算書編)を探していた時にたまたまこの本が目に入りました。

 手に取ってパラパラと読んだら面白そうだったので買いました。

 そもそもなぜ手に取ったのか(興味をひかれたのか)についてはこの後説明したいと思います。

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著者について

 ご自身が医者に診断されるレベルの自閉症、アスペルガーとしてかなり生きにくい大変な人生を歩まれてきたそうです。

 しかしながら試行錯誤される中で現在は自らの体験を基に発達障害カウンセラーとして独立されています。

 現在は個人セッションに加え、教育、医療、企業、NPO、公的機関からの相談を受けているそうです。

そもそもアスペルガー症候群とは?

 この本のタイトルの「アスペルガー」とは「アスペルガー症候群」のことです。

 

 そもそも皆さんはアスペルガー症候群とはどんなものなのかご存知でしょうか?

 発達障害の一種ですね。

 この本に説明があるので以下引用します。

(引用開始)

 アスペルガー症候群は、「広汎性発達障害」の一種で、広い意味での自閉症の仲間とされています。政府広報によると、広汎性発達障害は「コミュニケーションの障害」「対人関係・社会性の障害」「パターン化した行動、興味・関心のかたより」があるもの。その中で言語障害があるものが自閉症、言語障害も知能の遅れもないものがアスペルガーとされます。発達障害には、広汎性発達障害の他にADHD(注意欠陥・多動性障害)、LD(学習障害)などもあり、アスペルガーとこれらを併発する人もいます。

(引用終了)

(タイトルの本のP42より引用。太字強調は引用者による)

 

 簡単にまとめると、アスペルガー症候群とは、知的な能力には問題がないが、コミュニケーションとか対人関係とかが苦手で、行動がパターン化していたり興味・関心にかたよりがあるのが特徴ということですね。

 ちなみに、国際的な診断分類であるICD-10では「アスペルガー症候群」という分類がありますが、これとは別の基準である精神障害の分類DSMでは、その第5版のDSM-5で「アスペルガー症候群」という分類はなくなり、「自閉スペクトラム症」に統一されたようです。

 いずれにせよ、現在日本ではアスペルガーという名称の方が定着している気がします。

そもそもなぜこの本を手に取ったのか(興味をひかれたのか)

 たまたまこの本が目に入ったにせよ、興味がなければ通常手に取りません。

 なぜ手に取ったのか。

 実は私自身がこの本のタイトルの「隠れアスペルガー」の可能性が極めて高いためです。

 

 私の妻(今は離婚しているので元妻)がその辺に詳しくて、一緒に生活しているうちに、「アスペルガーで間違いない」と言われました。

 

 そして会社を辞める前後に通っていたメンタル系の病院で知能検査や様々な検査を受けましたが、結果をみて医者も「おそらくそうでしょう」とおっしゃってました。

 

 私の場合、社会人になる前、つまり幼稚園~大学は別に不登校になったり、いじめに合ったりとかいうことは全くなく、むしろ手のかからない感じで特に大きな問題なく大人になりました(ただ、今思えば保育園だけはなじめずに中退していました)。

 しかし、社会人になってからはなぜかサラリーマン生活が息苦しくて長続きしないのです。

 転職を繰り返しました。

 しかしながら悲しいことに、私はサラリーマン時代、評価のフィードバックを見ると、周囲からはコミュニケーション能力があると思われていたようです。

 もっともこの記事で書いたように、昼休みは一人で公園で飯を食うなど、「ちょっと変わってるな」とは思われていたかもしれませんが。

 私がコミュニケーション能力があると思われていたのは、たぶん仕事での人との関わり方が「聴く」を重視していたからだと思います。

 というか話すのが下手なので意図せず「聴く」ことが多くなるのですね。

 そうするとむやみに他人と対立しません。

 そんなスタイルで仕事を進めていたのがコミュニケーション能力ありと思われた要因かもしれません。

 しかし、仕事上のコミュニケーションでは「交渉」が必要で、その場合こちらも主張しなければならない場面がありますが、とても苦手でした。

 私から見ると周囲の人たちは「交渉」することに私ほど苦労していないように見えるのが不思議でした。

 ただ苦手ながらもひどいダメ出しをされない程度には交渉ごともこなしてきたつもりです。

 その結果がコミュニケーション能力ありとの評価につながっていたのだと思います。

 今思えばとても必死でした。

 しかし、周囲には退職を決意するほどに必死だったとは映っていなかったようです。

隠れアスペルガーの人たちは生きづらさを抱えている

 吉濱さんは、アスペルガー症候群を医者に診断される「真正アスペルガー」とグレーゾーンの「隠れアスペルガー」に分けています。

 「真正アスペルガー」は周囲から見ても明らかに前述の定義に当てはまる人たちで医者にも診断される人たちです。

 一方でこの本で言う「隠れアスペルガー」の人たちは、一見周囲からは普通に見えます。

 普通に見えるからこそ「隠れ」なのです。 

 医者にも明確には診断されないような人たちです。

 しかしながら本人は生きづらさを抱えているから厄介です。

 吉濱さんによれば「隠れアスペルガー」には学生時代までは順調だったのに、社会人になったとたん急にうまくいかなくなってドロップアウトしてしまう方が多いようです。

 まさに私です。 

 

 そしてこの「隠れアスペルガー」、家族はおろか本人も気づいていないケースも多いそうです。

 私だって妻(離婚しているので元妻です)に言われるまで「まさか自分が」と思っていました。

 母も全然気づいておらず、伝えても信じられないという感じでした。

 自分で言うのもなんですが、そりゃ手のかからない子どもでしたから母が信じられないのも無理もありません。

 そこで改めてこの本に載っていた診断テストをやってみました。

 その結果は・・・長くなったので次回書きたいと思います。

 つづき↓

『隠れアスペルガーという才能』(吉濱ツトム著)を読んだ感想その2です。本の概要と本に掲載されていたアスペルガー診断テストを私が受けた結果について書きました。

読んでいただき、ありがとうございました。

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合掌

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