2017年3月場所の番付を見てコメント①:4横綱現象の意味と5月場所1人大関の可能性

 2017年(平成29年)3月場所(大阪場所)の番付が今日(2017年2月27日)発表されました。

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小結以上の番付

 小結以上の番付は次の通りです。

 無題

 簡単にコメントします。

①横綱について

 稀勢の里が大関から横綱に昇進し、4横綱となりました。

 過去に4横綱が同時に在位した事例を調べてみました。

 ウィキペディアによると、今回の事例を除き、過去に4横綱の時代が15回あったようです。

 直近では、1999年7月場所~2000年3月場所が4横綱在位だったようです。

 その時は曙、貴乃花、若乃花(3代)、武蔵丸の4横綱でした。

 ちなみに、この期間は5場所ありますが、4横綱全員が皆勤だった場所はなかったようです。

 若乃花(3代)に至っては、3場所全休、1場所負け越し、1場所2勝4敗(引退)という厳しい感じでした。

 2000年3月場所限りで若乃花(3代)が引退し、直近の4横綱時代が終わります。

 それ以来、17年ぶりの4横綱時代となります。

 今回の稀勢の里の昇進が決まった2017年1月場所も日馬富士、鶴竜が途中休場でした。

 そんな中で稀勢の里が優勝し、横綱昇進が決まったわけです。

 昇進条件が厳しいはずの横綱が4人も同時に存在するということは、横綱の成績が安定していない証拠でしょう。

 横綱が昇進時の成績を保っていれば、横綱以外の力士が優勝することは難しく、それは横綱への昇進がかなわないこととイコールだからです。

 横綱が昇進時の成績を保てない(横綱としてふさわしい成績を安定的に残せない)からこそ、新たな横綱昇進者が出てくるわけです。

 休場が多くなるのは、横綱としてふさわしい成績を安定的に残せないことの典型例ですね。

 果たして2017年3月場所は、4横綱が皆勤となるか。

 その辺も注目したいと思います。

 また、直近の4横綱時代は5場所限りでしたが、今回の第16次4横綱時代はどのくらい続くのかも興味深いです。

②大関について

 大関は4名から一気に2名に減りました。

 稀勢の里が横綱に昇進し、琴奨菊が角番の負け越しで関脇に陥落したからですね。

 少し前までは大関6人なんていう時代もあったので2名というのはなんだかとても少ない気がします。

 そして照ノ富士は角番ですね。

 3月場所負け越しだと関脇に陥落です。

 照ノ富士はケガに苦しんでいるだけにその可能性は十分考えられます。

 仮にそうなった場合、5月場所は大関が豪栄道1人になってしまう可能性があります。

 5月場所に関脇から大関に昇進する力士がいれば1人大関とはならないので、その可能性を考えてみます。

 あくまでも目安ですが過去事例から考えると「三役で33勝」が大関昇進の1つの目安となる数字と言われています。

高安の5月場所大関昇進可能性

 まず、高安は前場所10勝しているものの、前々場所は7勝8敗と負け越しており、3月場所で大関昇進を決めるのは難しいのではないかと思います。

 過去には新大関の場所の3場所前に7勝8敗で昇進した力士もいたようですが、近年はいないのでまぁ普通に考えたら高安の5月場所大関昇進可能性はないかなと思います。

 ただ、全勝優勝したら3場所計32勝となり、近年でも豪栄道や稀勢の里は32勝で大関昇進しているので、1人大関が確定している状況+全勝優勝という圧倒的な成績のパワーで、ひょっとするとひょっとするかもしれません。

 もっとも全勝優勝なんてものすごくハードルたかいですけどねw

玉鷲の5月場所大関昇進可能性

 次に玉鷲について考えてみます。

 玉鷲は小結で10勝、関脇で9勝ときていますので14勝すれば33勝に届きますが、これもハードルが高いです。

 過去には把瑠都が12勝、9勝、12勝で33勝に達しましたが、この前々場所の9勝がネックになって大関昇進が見送られた事例があります。

 ですから、玉鷲も3月場所12勝では、いくら1人大関を避けるためとは言え、大関昇進は考えにくいです。

 1人大関という事態が確定した場合で3月場所で13勝して3場所計32勝ではじめて可能性が出てくる、という感じだと思います。

 4横綱がいる中で13勝もかなりハードル高いですね。

琴奨菊の5月場所大関特例復帰の可能性

 琴奨菊は3月場所で10勝以上できれば大関特例復帰の制度で大関に再昇進できます。

 琴奨菊の過去1年間の成績は、8勝、10勝、1勝(6敗8休)、9勝、5勝、5勝です。

 そして過去に特例復帰制度で再昇進を果たした力士は4人しかいません。

 というわけで、これらの事実をみると、琴奨菊の5月場所での大関特例復帰も相当気合を入れないと難しいのではないかと思います。

 これらを総合的に考えると5月場所の1人大関という事態は十分に考えられます。

1人大関の過去事例など

 ウィキペディアによると過去に1人大関の事例は11例あるようです。

 直近では琴風(現尾車親方)が1981年11月場所から2場所1人大関をつとめたようです。

 もう35年以上も前のことです。

 ちなみにその前の1981年9月場所は大関空位つまり大関0名だったようです。

 大関空位の例はこの他に1例あり、1904年1月場所から3場所あったようです。

 大関空位、または1名だと横綱が大関の地位を兼ねる「横綱大関」が置かれるそうです(ただ、過去には置かれなかった事例もあるようです)。

 「横綱大関」は横綱兼大関ということですが、待遇面は横綱のままだそうです。

 それにしても過去事例を調べるとまだまだ未知なことがたくさんあって面白いです。

 関脇、小結についてのコメントは別記事で書きます。

つづき↓

2017年3月場所の番付を見てコメント②:関脇、小結と前頭2の蒼国来など
2017年3月場所の番付を見て思ったことその2。関脇:玉鷲、高安、琴奨菊、小結:御嶽海、正代、前頭2の蒼国来などについてごく簡単にコメントを書いた。

読んでいただき、ありがとうございました。

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