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北の富士さん要求の稀勢の里通算15回優勝の可能性を過去達成者との比較で探る②

 

   この記事は、前回のこの記事の続きです。

 さて、無事2/25中に前回の記事を投稿できたので続きを書いていく。

 前回示した以下の「優勝10回以上力士の各種データ」を基に稀勢の里の優勝15回の可能性を考えていく。

image_thumb[2]

 といきたいところだが、優勝10回のハードルもかなり高いので、まずは優勝10回とはどんなレベルなのか探ってみる。

10回優勝のレベル感について考えてみる

 10回優勝した力士の初優勝後の優勝10回達成までの所要場所数の平均は26場所である。

 最短は双葉山の12場所、最長は曙の49場所である。

 仮に稀勢の里が10回優勝するポテンシャルがあるとする。

 この場合、過去達成者の平均所要場所数で10回優勝を達成すると仮定すると2021年5月場所(初優勝から丸4年と2場所後)34歳での達成となる。

 また、双葉山の最短ペースの場合は、2019年1月場所(初優勝から丸2年後)32歳での達成となる。

 さらに、曙の最長ペースの場合は、2025年3月場所(初優勝から丸8年と1場所後)38歳での達成となる。

 どうだろうか。

 これは、稀勢の里が10回優勝するポテンシャルがあると仮定した場合の話である。

 年6場所制以降、横綱になった力士は稀勢の里を除き27名いる。

 この内、優勝10回以上の横綱は11名である。

 割合は41%。

 つまり、最高位の横綱の中でも6割は10回未満しか優勝していない。

 現在横綱は4名。

 今後、少なくともこの4名の中で年間平均で上位4割≒年間平均1.6位の実績を積み上げていかなければ優勝10回は厳しいだろう。

 横綱の中での比較で1位であれば優勝できると仮に考えると、年優勝3回、横綱の中で2位3回で年間平均1.5位である。

 これは北の富士さんが稀勢の里に要求した「年3回の優勝」のペースと合致する。

 年3回優勝ペースだと丸3年と2場所=20場所で10回優勝を達成することになる。

 これは過去の10回優勝実績のある横綱の平均=26場所と比較して1年早いペースとなる。

 初優勝後、20場所以下で優勝10回を達成したのは、白鵬、大鵬、朝青龍、双葉山のみである。

 この中に入るということだ。

 非常に高いレベルの横綱でなければ年優勝3回ペースでの優勝10回達成は難しいことがわかるだろう。

 また、過去10回優勝達成者の最長ペース(もっとも遅いペース)でいくと稀勢の里は10回優勝時に38歳である。

 過去の10回優勝達成者の優勝10回達成時の最高齢は栃錦の34歳である。

 現在は現役期間が長い力士はいるものの、現役でいるのと、優勝できるということでは意味が全く違う。

 優勝できなくても現役ではいられる。

 しかし、稀勢の里は横綱である。

 38歳までこれから8年間現役で横綱を張るには高い成績を維持する必要がある。

 これはなかなか厳しいのではないかと思う。

 尚、過去10回優勝達成者の平均ペースであれば34歳、4年ちょっとでの達成となる。

 これなら可能性はなくはないと思う。

 しかしこれが優勝15回となるとこのペースでは遅いと感じる。

 理由は以下で示す。

15回優勝のレベル感について考えてみる

 15回優勝した力士の初優勝後の優勝15回達成までの所要場所数の平均は25.8場所である。

 なんと優勝10回以上優勝した力士の10回優勝までの平均所要場所数26場所と変わらない結果となった。

 というかむしろわずかにはやいペースだ。

 つまり、15回以上優勝している力士は、10回以上15回未満の力士と比べて10回優勝までのペースは間違いなくはやいことがわかる。

 よって、15回以上優勝するにはさらに高いレベルが求められる。

 15回以上優勝者の初優勝から通算10回優勝達成までの平均場所数を計算するとなんと18.7場所であった!

 1.87場所に1回優勝するペースである。

 つまり、2場所に1回=年3回ペースよりも速いペースで優勝している!

 最長(最遅)ペースでも北の湖の24場所=2.4場所に1回のペースで10回優勝を達成している。

 ちなみに15回以上優勝者の初優勝後、通算15回優勝までの平均所要場所数は上記の通り、25.8場所だが、これは1.72場所に1回優勝するペースである。

 最長(最遅)ペースでも千代の富士と北の湖の30場所=2場所に1回のペースで優勝している。

 だから稀勢の里が15回優勝するには、10回優勝者の平均=26場所=2.6場所に1回ペースでは遅いのである。

 北の富士さんの言う年3回優勝が最低ラインというのは、過去事例から15回優勝を考えたら必達ペースなのである。

 ましてや、横綱としてのスタートが30歳と遅い。

 過去優勝15回を達成した力士は30歳になる前に横綱になっている。

 というか、千代の富士以外は30歳になる前に優勝15回を達成している。

 尚、千代の富士は30歳で優勝15回を達成している。

 つまり、過去事例から常識的に考えると30歳で横綱になった稀勢の里が優勝を15回する可能性はかなり低いと言わざるを得ない。

 これを覆すには、それこそ北の富士さんの言う年3回優勝ペースは必達最低ラインなのである。

 尚、年6場所制以降、横綱になった力士(稀勢の里を除く)27名の内、優勝15回以上の横綱は6名である。

 割合は22%。

 22%と聞くと、約5人に1人であり、思ったよりも多い印象を受けた。

 しかし、現在の4名の横綱の中では当然1位の成績を収めなければ5人に1人には入れない。

 そして今後横綱になる力士にも勝ち続けなければ5人に1人には入れない。

 また、今は一時的に4横綱と綱を張っている者が多いが、考えてみれば横綱昇進者は数年に1度しか出ないわけなので、5人に1人という割合は各時代の第一人者を担うレベルである。

 実際15回以上優勝者の顔ぶれは、白鵬、大鵬、千代の富士、朝青龍、北の湖、貴乃花である。

 いずれも滅茶苦茶強い各時代の第一人者である。

まとめ

 過去の優勝10回、15回達成者のデータを基に稀勢の里の15回優勝の可能性について探ってきた。

 私の結論は、10回優勝はいけるかもしれない、でも15回優勝は正直厳しい(たぶん無理)、である。

 ただ、私は過去のデータから語っているに過ぎない。

 過去は将来を予測する参考にはなるが、絶対的に将来を決めるものではない。

 以上、稀勢の里関の優勝15回以上の可能性を探る記事でした。

 

 おわり。

読んでいただき、ありがとうございました。

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