『決算書はここだけ読め!キャッシュフロー計算書編』(前川修満)を読んだ感想:やっぱり超わかりやすいし面白い!

なぜこの本を読んだか?

 この記事で前川さんの著書『会計士は見た!』を読んだら面白くて会計知識も身に着く本だと書きました。

 この本が当たりだったので前川さんの別の著書を読んでみたいとも書きました。

 そんなわけでこの『決算書はここだけ読め!キャッシュフロー計算書編』を買いました。

 そしてこの記事で今読んでいる最中であることを書きました。

 実は、あまりにもわかりやすくて面白いので、あの記事を書いた後に一気に読んでしまい、その翌日には読了していました。

 でも相変わらずアウトプットを億劫がってしまいます。

 書こう書こうと思いつつ最近は相撲の記事ばかり書いていて、あっという間に1週間が経ってしまいました。 

どんな本か

 結論から言うとタイトルの通りの本です。

 キャッシュフロー計算書で読むべきところを教えてくれる本です。

 『会計士は見た!』同様、簡潔に、わかりやすく、事例をあげて書かれているのですごく面白いし、わかりやすいです。

 何というか、会社でも学校の先生でも友人でも誰でもいいのですが、わかりにくいこと・難しいことを、素人に対して簡潔に要点を短くわかりやすく説明できる人っていますよね。

 私はそういう人をつくづく頭のいい人だなと思うわけですが、著者はその種の頭のいい人だなと思います(肩書きが公認会計士で税理士ですから、勉強もできる(できた)のでしょうが、そういう意味ではありません)。

 さて、具体的にキャッシュフロー計算書を見るポイントが冒頭の「はしがき」に書かれていますので以下引用します。

(引用開始)

 そして、たったの二ヵ所をまっさきに読むべきなのです。そのほかは枝葉末節といっても過言ではありません。

 その二ヵ所を、八ページと九ページに示しました。それは、営業活動によるキャッシュ・フローの合計値と投資活動によるキャッシュ・フローの合計値です。

 (中略)

 この二ヵ所がもっとも重要なポイントであり、そのほかのポイントは、必要に応じて、部分的に読むだけで十分なのです。

(引用終了)

(タイトルの本のP7より引用)

 タイトルで「ここだけ読め!」と言っていたのは、営業CFの合計値と投資CFの合計値、というわけです。

 で、重要なのはこの2か所を読むことだということが繰り返し述べられているわけですが、事例をあげて解説してくれるのでストンと理解できます。

読んだ感想

 「営業CFの合計値」と「投資CFの合計値」という見るべきポイントを軸に他の部分への知識を広げてくれるような書き方がされていて、何度もしつこいですが、ほんとわかりやすいです。

 読み終わってから、「これでキャッシュフロー計算書は読めるな」と思った(錯覚した?)ほどです。

 「読めるな」というのは、計算書にかかれている全ての意味がわかるということではなくて、ざっくりとよさそうかダメそうかということがつかめるということです。

 別にキャッシュフロー計算書を作る知識が必要なわけではないので、それでよいのです(たしか、著者の前川さんもそんなことを書かれていたと思います)。

 2010年の本で、ちょっと古いので「デフレの時代」というのが強調されていたところに多少時代を感じました。

 「デフレの時代」だから借金の意味合いが「インフレの時代」と違う。だからこそキャッシュフロー計算書の作成が義務付けられたし、その価値がより髙まっている。そんな風に書かれていました(というか私はそのように読み取りました)。

 今(2017年1月現在)は以前よりもデフレデフレと言われなくなったと思いますが、本書で述べられていることの本質が変わるものではないと考えています。

 

 キャッシュフロー計算書が(上記の意味で)読めるようになりたいという方にはおすすめできる本です。

 ちなみに私は著者の『決算書はここだけ読め!』も買ったので、今度はこれを読もうと思います。

 おわり。

決算書はここだけ読め! キャッシュ・フロー計算書編 (講談社現代新書)

決算書はここだけ読め! キャッシュ・フロー計算書編 (講談社現代新書)

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