『横綱』武田葉月著 を読んだ感想② 巡業を観に行ったきり家に帰らず!?第48代横綱大鵬幸喜

横綱

今回の記事は以下の記事の続きです。よろしければあわせてどうぞ。

『横綱』武田葉月著 を読んだ感想① 稽古の鬼第45代横綱若乃花幹士(初代) 
はじめに  先日この記事でこの本から元横綱北の富士勝昭さんのエピソードを引用した記事を書きました。  その関係で2,3年前に買ったこ...
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②第48代横綱大鵬幸喜関についての感想

<強くてイケメンで大人気>

昭和15年5月29日生まれ。平成25年1月死去。享年72。

「巨人、大鵬、卵焼き」の大鵬関です。

白鵬関の「鵬」は大鵬関が由来であることは有名な話ですね。白鵬関の口からも大鵬関の名前はよく出てきますね。

北の富士さんの解説でも大鵬関の話はよく出てきます。とにかく強かったと。

優勝32回、6連覇2回らしいです。

そして若かりし頃の写真を見るとイケメン。

f:id:kusakimuryou:20161129133036j:plain

(『横綱」P31より引用)

こりゃ子どもの人気になるわ。強くてかっこいいわけだから。

<幼少時代の苦労>

ただ、ご本人としてはスターが勢揃いの巨人のように華やかな感じとは違う人生を歩んできたと解釈されているようです。

大鵬関が生まれたのはロシア領のサハリンで、5歳の時に北海道に移ったそうです。それから小学1年生から5年生の間に年1回のペースで北海道内を転々とし大変な日々を過ごされたそうです。そのなかで、小3の時に50数キロの道のりを歩いて移動したことがあったそうです。

しかもご両親は早くに離婚されていて女手一つで育ったそうです。お母様は昼も夜もずっと働いていて、大鵬関が起きるころにようやく寝るようなそんな働き方をされていたそうです。お父様はロシアの人らしいですが、大相撲に入門するまでその事実を知らなかったそうです。

こういった幼少期を過ごされていますから、お金でスター選手を集めてくる巨人と田舎から裸一貫で上京して努力を積み重ねて泥臭く上がってきた自分は違うとの思いがあるのでしょうね。

<巡業を観に行ったきり家に帰らず!?>

大鵬関が働きながら定時制の高校に通っていた頃、北海道にやってきた二所ノ関一門の夏巡業をおじと観に行きました。

 おじは巡業での力士の礼儀正しさに惚れ込み、その場でもう預けちゃえ!ってなったようです。

 結果、大鵬関はそのまま巡業に同行して家に帰らなかったそうです。

まじかよ!?本気かよ!?本気と書いてマジと読む。

おじ:「幸喜を置いてきたから」

母 :「置いてきたとはどういうことなの?」

お母様ごもっともな疑問です。あなたの頭に浮かんでいる「?」は正常な思考の結果の証です。

しかし、恐ろしいことに他の横綱からも似たような話が・・・当時はこんな感じのことがまかり通っていたのですね。古き良き時代と言っておきます。

<八百長呼ばわりで心の傷>

また、柏鵬時代を築いた同時代の横綱柏戸関とのある取り組みを当時流行作家だった石原慎太郎氏が「八百長だ」と書いたそうです。「流行作家」という表現に時代を感じます。私の中では元都知事石原慎太郎ですからね。

まぁ当時から物議を醸す発言をされていたようですね。私は石原氏のことは嫌いじゃないですが。

大鵬関はこれに対し事実無根であるとして真っ向から反論したそうですが、この出来事は大鵬さんの大きな心の傷になり、また、柏戸関も涙を流したそうです。尚、後日石原氏は「私の誤解でした」と詫びたそうです。

誤解と詫びるくらいならなぜそんなことを言ったのか、この本からだけではよくわかりませんでしたが、一番わからなかったのは大鵬関でしょう。

・・・また長くなってしまいました。次の横綱のエピソードは別記事とします。

つづき↓

『横綱』武田葉月著 を読んだ感想③ 栃ノ海と佐田の山のことを書いているがいつの間にか初代若乃花が前面にしゃしゃり出てくるw
 今回の記事は以下の記事の続きです。よろしければあわせてどうぞ。 ③第49代横綱栃ノ海晃嘉関についての感想 (ウ...

 ↓この本について書きました。

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