【一部ネタバレあり注意】「きょうの猫村さん9 ほしよりこ著」を読んだ感想

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なぜこのマンガを読んだか(そしてなぜ9巻なのか)

 当然いきなり9巻から読み始めたわけではありません。

 1巻から読んでいます。

 しかし、1巻から順に感想を書いていく気力まではありません。

 かと言って既刊全巻を踏まえた感想を書くこともできません。

 8巻以前の内容の記憶が薄れているからです。

 というわけで、最近読んだ9巻単独の感想というわけです。

 読み始めたきっかけは妻が読んでいたとかそんなんだったと思います。

 このマンガはネコが主人公だけど普通に人間と言葉で、日本語でコミュニケーション(ニャーとかいってすり寄るとかそんなレベルじゃない!)しています。

 ネコなのに二足歩行で街中を歩き、家政婦として家事も業務として問題なくこなし(料理がうまい!)ます。

 このような普通でないネコに対し、登場人物が誰も違和感を感じていないというシュールな設定が好きです。

 そして、シュールな設定なのに、描かれているのは日常の人間模様で、「あぁこんな会話あるある」「こういう人いるよなぁ」みたいなところがよいのです。

 以下、少しネタバレ込みで感想を書いていきます。まだ観ていない方でまっさらな状態で観たい方はここでページを閉じることをお勧めします。

 では、ネタバレ込みでいきます。

主人公について超簡単に

 主人公は猫村ねこ。

 人間ではなくネコ。

 4歳。

 たぶんメス。

 子猫の時に「ぼっちゃん」(男の子)に拾われてかわいがられる。

 しかし「ぼっちゃん」の両親の離婚により離ればなれに。

 以後生きていくために家政婦紹介所に所属し働くことに。

 つまりネコなのに家政婦。

 現在は犬神家の家政婦。

 尚、上記の通り、主人公の猫村ねこはネコであり、周囲の人間はそれを認識しながらも人間のように話したり歩いたりする猫村さんに全く驚かないというシュールな設定である。

9巻の感想

感想①:ピュアな猫村さんを冒頭で再認識

 猫村さんは既述の通り犬神家の家政婦である。

 犬神家は5人家族。

 具体的には、主人の金之助、妻冴子、息子のたかし、娘の尾仁子、金之助の母(名前不明)の5人家族だ。

 猫村さんは、金之助やその息子のたかしから好かれている。

 娘の尾仁子(おにこ)は反抗期のため猫村さんにも強く当たるが本心から嫌っているわけではないと思われる。

 一方、金之助の妻で専業主婦の冴子は猫村さんが夫や息子から好かれているのが気に入らない。

 夫にもっとかまってもらいたいとかそんな感情が、猫村さんへの敵視につながっていると思われる。

 さびしいのだ。

 9巻の冒頭で猫村さんは犬神家の廊下をぞうきんがけしている。

 鼻歌を歌いながら。

 冴子は猫村さんの鼻歌が聞こえてくるだけでイライラする。

 それほど敵視している。

 猫村さんを首にして追い出したいとすら思っている。

 そこで冴子は猫村さんに気づかれないようにバケツをひっくり返す。

 そしてその水のせいで転んで足の骨が折れたかもしれないと猫村さんを問い詰める。

 猫村さんはバケツの水をこぼした覚えがないものの、冴子を疑わずに、大変なことをしてしまったと自分を責める。

 この、猫村さんのいい人(正確にはいい猫)っぷり。

 人を悪くみない。

 冴子の自作自演だなんんて全く疑わない。

 その後も料理が腐ってると冴子にいちゃもんをつけられるがやはり全く冴子を疑わず、自分を責める(ちなみに金之助とたかしは「おいしいよ」とフォロー)。

 そんな人を疑わないピュアな感じが猫村さんの好かれる所以。

 しかし、それに嫉妬する人間がいるのは世の常。

 冴子ももっと自分を素直に出せばよいのに、それができないから、それができる猫村さんに嫉妬するんだろうなぁと思う。

感想②:何気ない会話がシュール

 猫村さんは上記の件があり、落ち込んで道を歩いている。

 そんなときコマちゃん(若い女性)に声をかけられる(コマちゃんについては猫村さんとどんな関係だったか忘れたw)その時の会話。

 コマちゃん「あー!ねっこちゃんじゃんっ!」

 猫村さん 「あ、コマちゃん」

 コマちゃん「ねこちゃーん なんかさー 元気なさそーに みえるよっ」

      「猫背になってるー シャキッとしなきゃっ!」

 猫村さん 「そうかしら・・・」

      「だって私、猫ですもん」

 (以下略)

 おもしろいです。

 余計な説明は必要ないですね。

 実はこの後のコマちゃんとの会話がきっかけで猫村さんは元気を取り戻すのですが、それは読んでのお楽しみということで。

感想③:日常にありそうな場面が描かれている。でも主人公が人間のようなネコ

 上記①②の感想は冒頭のごくごく一部の場面から感じたこと。

 その他にも個性的だが、その辺にいそうなキャラが色々出てくる。

 計算高くいじわるな人もいれば、どこかどんくさい人もいる。

 冒頭にも書きましたが、そういった様々な性格をもったキャラどうしのやり取りが日常でもありそうでよいです。

 日常でありながら、主人公は人間のようなネコ。

 この設定が9巻でも生きていて、面白さに拍車をかけます。

絵について

 猫村さんの絵は、鉛筆で描いたような簡素な絵で背景もあまり書かれていません。

 かと言って、雑かというと雑ではなく、下手かというと逆に上手いとすら思えます。

 私は結構この絵が好きです。

 おわり。

読んでいただきありがとうございました。

合掌

↓このマンガの感想を書きました。

きょうの猫村さん9

きょうの猫村さん9

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