【ネタバレあり注意】DVD「映画ブラックジャック ふたりの黒い医者」を観た感想。安楽死を巡った対立もテーマの1つ。

 TSUTAYAで先日感想を書いた「AKIRA」「ダーティハリー」その他2本の計4本DVDをレンタルしました。

 確かTSUTAYAって5本で1,000円だよなー(私がよく行く支店の話。他もそうなのかは知らない)と思い、あと1本を探していて目に入ったのがブラックジャックでした。

 そして会計したらセールをしていたのか1本100円(税抜)だったので無理に5本借りる必要はありませんでした。

 ともかく、上記経緯でブラックジャックをレンタルすることになりました。

 マンガは持っており、脇役のキリコが割と好きなのでキリコの出てくるこのDVDを借りることとしました。

 以下、ネタバレ込みで感想を書いていきます。

 まだ観ていない方でまっさらな状態で観たい方はここでページを閉じることをお勧めします。

 では、ネタバレ込みでいきます。

 

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あらすじを書こうと思ったけどやめたので主人公についてだけ少々

 マンガの神様手塚治虫原作の映画。

 主人公はブラックジャック。

 本名は間 黒男(はざま くろお)。

 超凄腕の天才外科医。

 神業でなんでも治しちゃう。

 ただし無免許医。

 そして法外な治療費を請求する。

 幼い頃に爆発事故に巻き込まれ全身傷だらけである。

 で、あらすじを書こうと思ったのですが、本筋のストーリーに対する感想よりも登場する2名のキャラについての感想を以下書いていこうと思っていて、その際別にストーリーに触れなくても書けるので、あらすじは書かないでおきます(書くのがめんどくさいだけという噂もある)。

感想

1.憑二斉の金の使い方がスゴイ

 ブラックジャックは超山奥に独りで住む憑二斉(名前わからなかったので、wikipediaで調べました)を訪れます。

 憑二斉は滅茶苦茶腕のいい老鍛冶職人。

 超凄腕だからこそブラックジャックは超山奥まで自分の商売道具のメスのメンテをお願いしに来たのでした。

 ただしこの老人、偏屈である。

 メンテ料金として1,000万円をブラックジャックが差し出すと「今回は少ないな」とか言いいます。

 そして「金はこうするに限る」と言って受け取った1,000万円を全部燃やす。

  相当イカレてます。

 なんかその後名言っぽいことを言って死んでしまいます。

 ブラックジャックが後々大事な場面で思い出すような名言です。

 しかし、私にとっては、その名言よりも金を燃やすという常人には決して成し得ない行為に衝撃を受け、どんな名言だったか頭に入ってきませんでした。

 憑二斉。

 同じく個性的なブラックジャックが一目置くだけあります。

 相当な人物です。

 こういう変な人大好きです。

  しびれます。

 近くにいたらめんどくさそうだけど。

2.医者にも関わらず人を殺すのが専門?ドクター・キリコ。安楽死の是非を巡り、ブラックジャックと対立する。

 次のキャラです。

 ドクター・キリコ。

 元軍医。

 軍医をしていた時に瀕死の状態で苦しむ患者に多数関わりました。

 その際、安楽死をさせたことで感謝された経験から、助かる見込みがないのに生き延びて苦しむくらいなら、本人が望むなら、安楽死させた方がよいとの信念を持ちます。

 末期症状の患者を前に救おうとするブラックジャック。

 対して本人の希望もあり安楽死させようとするドクター・キリコ。

 二人は対立します。

 延命できる可能性があるならそのために全力を尽くすブラックジャックと無理に延命するくらいなら死んだ方が本人も幸せだと考えるドクター・キリコ。

 二人はこの価値観の相違を巡りしばしば対立します。

 なかなか難しいテーマです。

 昔読んだ森鴎外の『高瀬舟』も安楽死の善悪を考えさせるような話だったことをふと思い出します(だいぶ昔に読んだので詳細内容は忘れました)。

 そう考えると安楽死は古くからある難しい問題です。

 似たような言葉で尊厳死というのもありますね(言い方が違うのですから、似た考え方でも意味は違うのでしょうが、あまり詳しくないのでここでは深く突っ込みません)。

安楽死についての現時点での私の考え方

 以下安楽死についての現時点での私の考えです。

 助かる見込みが極めて薄い末期症状で苦しんでいて、当人が苦しむ生よりも安らかな死を望むなら、たとえ多少延命の可能性があるとしても、安楽死を施すのは許されて良いのではないかと考えます。

 つまり、安楽死肯定派です。

 だからキリコの考え方にアレルギーはないです。

 ただ、当人の家族や近親者等周囲の方々の感情を考えると複雑ですね。

 それでも仮に周囲が嘆き悲しんで反対しても、最終的には当人の意思を最優先すべきだと思います(その周囲の反応を見ても意思が変わらなかったのですし、それ以前に周囲を気遣う余裕すらない場合もあるでしょうから。ただ子どもの場合は別(ここで子どもの定義は厳密に考えていない))。

 もっとも死という重い判断ですから、それが本当に真に錯誤なく当人の意思表示と言えるのかとか、表明手段とか、考えなければならないことはたくさんあるでしょうが、そこまではこの記事では突っ込みません(あくまでもブラックジャックを観て考えたことという感想の範疇です。安楽死を考えるための記事としては甚だ浅いです)。

 以上が現時点での私の考えですが、自分に死が迫り助かる見込みがなくなった時、この考え方は揺らぐかもしれません。

 所詮現時点では自分の生死を決断しなければならない局面にあるわけではないからです。

 つまり当事者ではないからです。

 その程度の考えとして読んでいただければと思います。

 尚、この記事を書いている時点では、日本の法律上は安楽死が確か許されていないはずですね。

 今、日本で安楽死を施したら殺人になってしまうということかな。

 いずれにせよ、ブラックジャックは、この映画に限らず、このように自分の中の価値観を再認識させるなど、自分の深いところに響く話が結構あります。

 この映画には出てきませんが、マンガに出てきた「ゲラ」ってキャラも好きでした。

 「ゲラ」については機会があればまた書きたいと思います。

 2016/10/29追記:書きました↓↓

【ネタバレあり注意】『ブラックジャック文庫版12巻 手塚治虫 作』のなかの「笑い上戸」を読んだ感想 「笑い上戸」なのに泣ける~
なぜこのマンガの「笑い上戸」の回の感想を書こうと思ったのか  以前ブラックジャックのDVDを観た感想を書きました。  その時にブラッ...

 この映画に限らず、ブラックジャックはとてもおすすめです(あまりにも有名だから皆知っていると思うけど)。

 読んでいただきありがとうございました。

 合掌

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