NHKニュースの子どもの貧困の件【自身の経験も紹介】

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はじめに(問題の概要)

 数日前にNHKのニュースで子どもの貧困が取り上げられ、それがやらせだったのではないかとネット上で話題となっています。

 貧困については私も思うところがあるので書いてみたいと思いました。

 まず書くためにはそのやらせとされているニュースを見る必要があると思うので見てみました

 このニュースでは女子高生が出てきて自分の貧困状態を語っていました。

 中学生の時にパソコンの授業があったが、パソコンが買えないから1,000円のキーボードだけを買って練習したとか、進学を断念せざるを得ないとか、自宅のアパートに冷房がないから首に冷たいの巻いてやり過ごすとか、そんなことが語られていました。

 ところが、後からその女子高生と思われるツイッターの記録が特定され、その記録では1,000円超のランチを何度も食べていることがうかがえたり、アニメのグッズをたくさん持っていたり、同じ映画を何度も見に映画館に行っていたり、その他もろもろのことがわかり、本当に貧困なのかということが騒がれました。

貧困の定義

 この女子高生は貧困じゃないんじゃないの?という意見があるようなので、まず貧困の定義を調べてみます。

 

 NHKのニュースでは「所得がある水準以下」と言っているだけで具体的な金額は出てきません。

 ただ、子どもの6人に1人が貧困状態で、片親の場合は半数以上が貧困状態との紹介がありました。

 貧困の定義については厚労省がまとめたものを基にしているようだったのでネットでも軽く(ほんとにめちゃめちゃ軽く)調べましたが、所得中央値の50%に貧困線を引いてそれを下回っているのが貧困らしいと理解しました(ざっと見ただけなので間違ってるかも)。

 しかし具体的な数字が出てこないのでなんだかよくわかりません。

 まぁ定義はどうでもいいわ。

 ・・・乱暴ですね。失礼しました。

 まぁこのニュースに出てくる女子高生は母子家庭で母がアルバイトで生計を立てているとのことなので、それは事実でしょうから、片親の半数以上が貧困状態とのNHKの紹介から考えても(そこに嘘はないと信じます)、厚労省の定義では貧困なのでしょう。

 母親のアルバイトの種類にもよりますが、一般的に考えてアルバイトと言われる仕事で裕福に暮らすということは考えにくいのでここでは常識的に考えて厚労省の定義による貧困に該当すると考えることにします。

仮に貧困だとした場合、何に違和感を感じて炎上しているのか?

 厚労省の定義で貧困に当てはまるとした場合、「私は(厚労省の定義で)貧困です」と主張することには問題がなさそうです。

 問題がないとすれば、なぜ炎上しているのでしょうか?

 私が見てきた限りだと次の3種類です。

 ①炎上祭に便乗して深く考えずただただ騒いだりけなしたりしたいだけ。

 ②NHKのモデル選定に対する違和感

 ③女子高生本人が一見好きなものを好きなように買っているように見えるのに「私は貧困で選択を狭められています」とテレビで主張することに感じる違和感

 それぞれ以下で見ていきます。

①炎上祭に便乗して深く考えずただただ騒いだりけなしたりしたいだけ

 まぁよくあることです。

 だめだと言ってもやりたい人はやります。

 私はその辺は諦めています。

 私は悪く言えば傍観者です。冷たいです。

②NHKのモデル選定に対する違和感

 仮に厚労省の貧困の定義に当てはまっていたとしても、もっと適切なモデルがいたんじゃないの?という違和感だと私は捉えています。

 つまり彼女の部屋に入ったときのモノの多さとか、彼女のツイッターのこととか少し調べれば、これは視聴者が違和感を持つかもなぁという感覚を取材した人が持ち合わせていないorそれに気づいてもあえて見ないで隠そうとすることへの違和感と捉えました。

③女子高生本人が一見好きなものを好きなように買っているように見えるのに「私は貧困で選択を狭められています」とテレビで主張することに対する違和感

 私は本件について書かれたブログに対し次のようにつぶやきました。

 ちなみに本件と少し話がずれますが、このブログを書かれた方の状態(下記ブログ記事)は厚労省の定義では貧困でない可能性が高いですが、大学を休学せざるを得ない状況にあり、間違いなく貧困です。読めばわかります。

1、はじめに 私が休学を決めるまで、とてもたくさんの出来事、周りの協力、葛藤などがあり、そこそこに苦労を重ねたため、それを一つには自身の承認欲求のため、一つにはT.が力強く生きた証を残したいという目的からここに書き記す。小中高の話も書くと文字数が4倍くらいになるので今回は高卒後の2年間に絞って書く。 2、受験時代 長期...

 

 この方は厚労省の定義では貧困ではおそらくないですが、この方が貧困だと主張しても違和感を感じないどころか、どんどん主張した方がよいと感じます。この方をNHKのモデルにすればよかったとすら思います。その位凄まじいです。思わず次のようにつぶやきました。

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  話がずれましたが、女子高生に話を戻すと、彼女がしていることは豪遊だとは私は思いません。

 片親で収入が低いのですから裕福な家庭だったら買ってもらえるものが買ってもらえない場面も多々あったのでしょう。

 そういう意味では好きなものを好きなように買っているように、一見、見えるだけでそれ以上に裕福な家庭の子が買ってもらっているものを彼女は我慢している可能性があります。

 パソコンもその一つですね。

 だから私はそこをとやかく言うつもりはありません。

 ただ、私が違和感を感じるのは彼女のわきの甘さです。

 それを高校生に求めるのは酷かもしれませんが、テレビとツイッターで同じ名前で登場したらそりゃ職人に調べられて自分のツイッターの行動がバレバレになるだろうと簡単に想像できると思うのです。

 そしてそのツイッターの行動を見たら厳しい意見を言う人もいるだろうことは想像できたのではないかと思うのです。

 たぶん世の中の人は必死にけなげに貧困に立ち向かって必死に努力している人が好きです。

 世の中の人は権利ばかり主張して義務を果たさない人は嫌いです。

 それが良いか悪いかは別にしてたぶんそういうものです。

 残念ながら私も例外ではありません。

 権利を主張する場合、自分にできることを一所懸命したうえで主張する人が好きです。

 テレビに出て権利を主張するのであれば、仮にまともな主張であっても的外れな批判をする人は必ずいるのですから、そのあたりの覚悟をもたなければ危ういと思います。

 少ない情報で断定はできませんが、私はその辺の覚悟が彼女は甘かったのではないかと思います。

 そこに違和感を感じます。

 まぁ私はもともと目立つのが好きではないし慎重派なので、そういった自身の性格からも彼女の行動に違和感を感じているのだと思います。

 ただ、まだ高校生です。

 未成年です。

 本件は彼女にとってトラウマになってしまう可能性が高いです。

 これだけことが大きくなると今度は学校にも行きづらくなってしまう可能性があります。

 さすがにそれはかわいそうだと思います。

自身の経験からも一言

 実は私もそれほど裕福な家庭ではありませんでした。

 片親ではありませんが、常に母からは「うちは貧乏だから」と言われて育ちました。

 実際そこそこ貧乏だったと思います。

 本件の女子高生は中学生の時にパソコンを買ってもらえないことで自分の家が貧困かもと感じたとのことでしたが、私は部活動で使う道具を買ってくれと親に言うのにものすごく気を使いました。

 10,000円位だったと思いますが、10,000円の臨時出費もきつい状況だったのです。

 それから思い出すのは、中学3年生の時に体育で剣道かダンスの選択をする場面があったのですが、ダンスの場合自分の好きなCDを持ってきてその音楽に合わせて踊るみたいなことが事前にアナウンスされました。

 私の家にはCDラジカセがなかったので(たぶんそんな家、私以外にいなかったと思う)、そもそもダンスを選べませんでした。

 そしてCDラジカセがないからダンスを選べないということを他の人に気づかれないように好きで剣道を選んだという風に振る舞ったことを覚えています。

 だから、女子高生の彼女が他の家にはパソコンがあって自分の家にはパソコンがないということに対する何とも言えない悲しさは私にもよくわかります。

 ただ、彼女はそれをテレビで言えて私はそれを恥ずかしくて周囲にも言えないという違いはあります(今となっては過去のこととして言えますが、しばらく言えませんでした)。

 それから、私は高校1年2年の時は学校に隠して土日にアルバイトをしてました。

 おそらく私の学校でアルバイトをしていた人はほとんどいなかったと思います。

 そしてそのアルバイト代で念願のCDコンポを買ったことを今でも覚えています。

 私の通った高校はほぼ全員4年制の大学に進学しますので、私も進学を希望しましたが、ここでも入学金や授業料がネックになりました。

 よって私立の選択肢はなく、駅弁大学1本で受験に臨みました。

 そこに落ちたら就職という約束でしたが合格できました。

 ちなみに上記で紹介したブログの彼のように自立して一人暮らしをするような覚悟は私にはありませんでした。

 ですので、お金を極力かけずに親元から通えて模試でもA判定である大学を受験するというある意味安易な選択をしました。

 大学では成績を落とさないようにして授業料免除の申請をして免除してもらったりしていましたが、バイト代はあまり家には入れずにほとんど酒代や煙草代に消えていきました。

 これを豪遊と言われると、授業料を免除してもらって何しているんだと私も非難されることになります。

まとめ

 自身の経験からも貧困というキーワードについては思うところがあり、長文となってしまいました。

 私はこうしてブログは書いているものの、リアルでは自分のことを主張することはほとんどありません。

 そんな自分から見ると女子高生の彼女も別にそんな目立ったことをしなけりゃ非難されることもなかったのになぁ、テレビで主張するなら批判にきちんと対応できるように脇を締めておけばよかったのになぁというのが私の本音です。

 そうです。

 私は冷たい傍観者なのです。

 

 これで終わります。

 

 ここまでお読みいただきありがとうございました。

 合掌

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